「HIROSHIMA SUMMER DIALOGUE 2026 ~未来を共に創る~」を開催しました
8月1日(土)、安田女子大学にて、学校法人安田学園 教育研究所主催の「HIROSHIMA SUMMER DIALOGUE 2026 ~未来を共に創る~」を開催しました。
このイベントは、教育・企業・地域など、さまざまな立場の人が垣根を越えて集い、これからの教育や広島の未来について共に考える対話の場です。
今年のテーマは、「未来を共に創る」。
人口減少や価値観の多様化など、社会が大きく変化する中、子どもたちの未来を学校だけで考えるのではなく、企業や地域、社会とつながりながら、新しい価値を生み出していくことを目指しました。

第1部「教育の未来を共に創る」
第1部では、一般社団法人まなびのみなと代表理事の取釜宏行氏と、株式会社PLAYSPACE代表の叶松忍氏をパネリストに迎え、安田馨理事長がモデレーターを務めました。
学校を起点とした地域づくりや、人と組織の思いを形にしていく実践をもとに、これからの「学び」のあり方について意見を交わしました。
誰かが用意した答えを学ぶだけではなく、自ら問いを持ち、まずやってみること。失敗させないことだけを考えるのではなく、挑戦できる環境をつくること。そして、人との出会いを通して、それまで知らなかった世界や新しい自分に出会うことの大切さが語られました。
参加者からも、「人との出会いで世界が広がる」「やりたいことや目標に取り組む人は輝いている」「環境を整えることで人は育つ」といった声が寄せられました。
知識を伝えるだけでなく、人との出会いや挑戦を通して、一人ひとりが自分の可能性を広げていくこと。そのような学びの環境について考える時間となりました。
第2部「地域の未来を共に創る」
第2部では、株式会社モルテン代表取締役社長の民秋清史氏、株式会社ひろぎんホールディングス執行役員の木下麻子氏が登壇し、叡啓大学教授の早田吉伸氏がモデレーターを務めました。
企業経営、ものづくり、人材育成、キャリア支援、地域の働く環境づくりなど、それぞれの実践を手がかりに、「広島だからこそできること」について対話が広がりました。
アンケートでは、「広島には外から見ると魅力的なものがたくさんある」「地域、企業、学校の垣根が低くなっていると感じた」「それぞれが持つ魅力を見つけ、磨き、つなぐことで新しい価値が生まれるのではないか」といった気づきも寄せられました。


ダイアローグセッション
後半のダイアローグセッションでは、学園の幼稚園、小学校、中学校・高等学校、大学、法人本部の教職員に加え、企業など学外から参加いただいた皆さまが、所属や職種を越えてグループをつくりました。
初めて顔を合わせる人同士もいる中、それぞれの経験や考えを持ち寄りながら、「未来を共に創る」ために何ができるかについて意見を交わしました。
参加者からは、「普段接する機会のない方と話すことで、視野が広がった」「同じ学園にいても、なかなか接点のない先生方と話せたこと自体が有意義だった」「異業種、異分野の人と話すことで、自分では気づかなかった視点を得ることができた」といった声が多く寄せられました。
所属や仕事が異なる人同士が対話することで、それぞれの経験や知識が共有され、新たな視点やアイデアが生まれる機会となりました。また、教育と企業、学校と地域など、これまで接点の少なかった人や組織がつながるきっかけにもなりました。
今回のSUMMER DIALOGUEでは、登壇者の話を「聞く」だけではなく、参加者同士が自分の考えを伝え、異なる立場の意見に触れながら、一緒に考えることを大切にしました。
アンケートからも、人との出会いや対話を通じて新たな視点を得たことや、自分自身の仕事や教育活動を改めて考えるきっかけになったことがうかがえました。
今回生まれたつながりや気づきを、それぞれの職場や教育現場での新たな取り組みにつなげていくことも、本イベントの目的の一つです。
ご登壇いただいた皆さま、ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
安田学園はこれからも、学校という枠を越えて多様な人々とつながりながら、子どもたちの未来、そして広島の未来について共に考え、新たな取り組みにつながる場をつくってまいります。