学園訓 柔しく剛く Tender yet Firm spirit

柔しく。それは、心づかい、気くばり、思いやり。
剛く。それは、意志、知識、技術。
本学の伝統や習慣は、
人を思いやる優しさと自らを支える力を育みます。
あなたがあなたらしく生きるために、
自信と誇りを持ち続けられるように、
柔しさと剛さを身につけてください。

学園訓 柔しく剛く Tender yet Firm spirit

-学園訓- 柔しく剛く

これは、創立時、初代学園長、安田リヨウが唱えた建学の精神です。
人を思いやる優しさと、自らを支える力を示しています。
どんなに時代が移り変わろうとも、自信と誇りを持ち続け、自分らしく生きることへの思いは変わりません。
社会的なニーズの変化やグローバル化が進む現代においても柔しさと剛さを身につけた人材はより一層強く求められています。
安田で身につけた誇りや品格は、人生の礎となり、あなたを支え続けることでしょう。

あたらしい学び。かわらない精神。

これからも、柔しく 剛く since 1915

学校法人 安田学園
理事長
安田 馨

理事長メッセージ

1915年に「広島技芸女学校」として設立された安田学園は、2025年に創立110周年を迎えることとなりました。百年を超える学びの歩みを重ねることができましたのは、地域社会の皆さま、保護者の皆さま、そして卒業生の方々の長きにわたるご支援とご理解によるものです。心より御礼申し上げます。

創立者・安田リヨウは、女性が社会の中で自立して生きることの難しさを直視し、その現実を変えたいと強く願いました。彼女は「柔しくあるだけではなく、剛さを併せ持つこと」が必要であると考え、その思いを「柔しく剛く」という学園訓に込めました。この精神こそが、安田学園の礎であり、今もなお私たちの教育の根幹をなすものです。

学園の歴史を振り返ると、創立30周年を迎えた1945年、原子爆弾の投下により校舎は全壊し、多くの生徒や教職員を失うという深い悲しみを経験しました。しかし、母校を慕う卒業生や在校生、そして教育の灯を絶やすまいと尽力した人々の思いによって、学園は再建の歩みを進めることができました。今日までの110年の歴史は、まさにそうした方々の努力と支えの積み重ねによって築かれたものです。

原爆投下前の学園全景安田高等女学校、広島高等家政女学校、広島女子教員養成所の3つの学校を擁していました。

この10年間を振り返っても、大学1号館の完成や白島キャンパスの再開発といった前進がある一方、新型コロナウイルス感染症による休校という大きな困難もありました。そうした中にあっても、学びを止めることなく歩みを続けてこられたのは、「柔しく剛く」の精神に支えられてきたからにほかなりません。

現代社会は、少子化や技術革新、グローバル化など、かつてない変化の時代を迎えています。学校や大学においても求められるものが多様化し、ICTの発達や生成AIの登場により、大きな転換期を迎えています。

安田学園は、伝統を大切にしながら変化を恐れず挑戦し続ける学園でありたいと願っています。幼稚園から大学院まで、一人ひとりの可能性を育み、未来を切り拓く力を育てる――その使命を胸に、皆さまとともに新たな歩みを進めてまいります。

「柔しく剛く」を胸に、安田学園はこれからも未来を切り拓いてまいります。