「キャリアオーナーシッププログラム2026」がスタートしました
7月29日(水)、ひろぎんキャリア共創センターにて「キャリアオーナーシッププログラム2026」の初回セッションを開催しました。
本プログラムは、学校法人安田学園とひろぎんホールディングスの共催により、広島県内の企業で働く若手女性社員を対象に、自らのキャリアや人生について主体的に考え、選択していく「キャリアオーナーシップ」を育むことを目的としたプログラムです。
若者・女性の地方離れが課題となるなか、広島で働く女性が自分らしく力を発揮しながら働き続けることができる環境をつくることは、地域の未来にとっても重要なテーマです。
本プログラムでは、受講者自身の成長だけでなく、上司や人事担当者、ロールモデル、大学生など、世代や組織を越えた対話を通して、女性が活躍できる組織や地域のあり方についても考えていきます。
発起人からプログラムに込めた想いを共有

初回となるこの日は、受講者に加え、各企業の上司・人事担当者も参加しました。
前半では、発起人である学校法人安田学園 理事長の安田馨と、株式会社ひろぎんホールディングス 執行役員 サステナビリティ統括部長の木下麻子氏が、本プログラムを立ち上げた背景や、プログラムを通して目指す姿について話しました。
広島県では、教育分野におけるジェンダー平等が進む一方、職場環境における女性活躍にはまだ課題があります。
地域の若い女性が、広島で働き続けることに希望を持つためには、現役世代の女性が性別にかかわらず責任ある立場で活躍し、それぞれの可能性を発揮できる環境をつくっていくことが大切です。
本プログラムを単なる研修ではなく、企業や地域とともに広島の未来を考え、つくっていく地域貢献プロジェクトにしていきたいという想いが共有されました。
自分自身のキャリアについて考える

後半のセッションでは、受講者同士がグループに分かれ、これまでのキャリアを振り返りながら、「このプログラムを通して乗り越えたい悩みや課題」について対話しました。
事前アンケートでは、仕事と家庭の両立への不安、自分に自信が持てないこと、身近にロールモデルが少ないこと、今後どのようなキャリアを描いていけばよいか分からないことなど、さまざまな思いが挙げられていました。
また、「ライフイベントに左右されるのではなく、自分自身で希望と責任を持ってキャリアを選択するための知識やスキルを身につけたい」「さまざまな視点や考え方に触れ、自分の視野や選択肢を広げたい」といった声もありました。
参加者は、それぞれの経験や悩みを持ち寄りながら、自分にとっての「キャリアオーナーシップ」とは何かを考えました。
同じような悩みを抱えていることに気づいたり、自分とは異なる考え方に触れたりする中で、これから数か月間、ともに学ぶ仲間とのつながりも生まれました。
「人生の舵を自分で握る」ために
キャリアは、会社や周囲から与えられるものではなく、自分自身が何を大切にし、どのように生き、働きたいのかを考えながらつくっていくものです。
一方で、私たちは知らず知らずのうちに、「こうあるべき」という思い込みや、職場・社会の中にあるさまざまな価値観の影響を受けています。
これからのプログラムでは、歴史や社会構造からジェンダーについて学ぶセッション、仕事と家庭の両立や自信、コミュニケーションをテーマとした対話、ロールモデルとのOne on Oneなどを通して、一人ひとりが自身の価値観や可能性を見つめていきます。
そして10月には、安田女子大学の学生を前に、それぞれがプログラムを通して考えたことを自分の言葉で伝える最終プレゼンテーションを行う予定です。
自分自身の「キャリアの舵を握る」とともに、そこで得た学びを周囲へ、そして次の世代へとつないでいくことを目指します。
安田学園はこれからも、企業や地域の皆さまと連携しながら、女性一人ひとりが自分らしいキャリアを描き、広島でいきいきと活躍できる社会の実現に向けた取り組みを進めてまいります。